ワイルドストロベリー・・・
「身を結ぶ頃に恋も実る」不思議なイチゴ・ワイルドストロベリー。
世界まるみえ　でも紹介されてた、素敵な人を見つける努力しなくても、いちごが恋人を見つけてくれる他力本願アイテム。
果たして、恋が実るかどうか実験してみます。

9月15日 「枝が土に伸びそこから 根が張るよ」 花屋のこの一言で横に 長い植木鉢を先週に購入。 横に広がれ俺の恋！

9月同日 枝から。根が張る予感。 植え替えも問題なさそう。 日当たり良い場所に映し、 水をたっぷり与える。 それにしても最近暑い。

　

9月23日 おや・・・。 なんだかしなびているような･･･

9月27日 　ぽわはゃらまやわらぁ！！ 葉が・・・葉が、枯れてきたーー！！！ なぜに！？　今月に枯らしたひまわりが脳裏に浮かぶ。 もっと日差しを、もっと水を！栄養剤もたっぷり与える。

　

10月１日 2003年10月1日。午前9:00。 すべての葉が枯れているのを発見。 なすすべもなく突然の死。 享年　166日（推定）。 首をもたげた若葉が風に揺れる

感想　　　　『恋は実る』
ワイルドストロベリーは、僕の元から去ってしまいました。もともと、愛が生まれるかどうかの企画でしたがこんな悲しい結果が待っていたとは・・・。 植物に詳しい友人が「水を与えすぎ」「日当たりいいと直射日光は別」との適切なアドバイスをすべてが終わってから頂く。人間の感覚で水を上げていた私。植物に水を与えすぎると、根腐れを起こし葉が枯れるそうです。さらに直射日光で茎が焦げてしまっていました。
ひまわりを枯らした時点で気づくべきでした・・・
「俺は間違っている」・・・と。

ワイルドストロベリーとの思い出が蘇る。

毎朝欠かさず水を与えたこと。
新しい植木鉢に植え替えて水を与えたこと。
何日も家をあけてしまい、あわてて水を与えたこと･･･

ストロベリーとの日々を思い返し、ひとつ気がつきました。
　　　　　　　　 水与えすぎー!!
あほか!俺は! 「日当たり良すぎて直射日光」って、砂漠かっ!過酷すぎる環境でワイルドストロベリーは持ち前のワイルドさで精一杯着いてきてくれてたんだね。ごめんなさい。そして、ハリのある生活をありがとう。ワイルドストロベリー。

もともとの企画の趣旨であった。『実が結ぶ頃に恋も実る』ですが、そもそも実を結べませんでした。ただ、こういう考え方はあります。
「実を結ばなかったから、いまだ恋が実らない!」･･･と。
逆説的にワイルドストロベリーの効果を信じます。

そして、お世話になったストロベリーの冥福を心底、合掌。

完