『美』それは、人類の憧れ…
女でなくても 、男ものどから手が出るものです・・・
かくいう僕も、綺麗になりたくてヤキモキする毎日。
そんなある日 鼻毛の出ている友達に「鼻毛出てるよっ」って言われた。
・・・こんな侮辱 初めてだよっ!
アメリカがイラクに侵略して バグダッドで米兵が「平和っていいよね〜」ってタバコふかしながら言ってるようなカンジ。
そこでドンキで買った鼻毛カッターで鼻毛美人になろうと思います。 素敵な笑顔になりたくて。
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とうとう買っちゃった。憧れの鼻毛カッター。
たしか1980円ぐらい。
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まず鼻毛カッターをよく知ることで、恐怖を薄めることにした。
分解してみる。先はフック船長のカギ爪みたいになっている。なるほどこれが回転して毛を刈るって寸法か…
別にこれと言って感想はありません。
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挿入。
優しく、静かに、かつ、大胆に。
いろんな方法でカットしてみるが、カットしている様はどうやっても情けない。
マライヤキャリーは鼻毛をどう処理しているんだろ…
心は遠くアメリカへ飛ぶ・・・
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実験結果。
確かに綺麗になった。去年よりずっと綺麗になった。
でも、それ以上に髭が気になる。
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感想 『逆に 伸びる事を待ち望む』
ハサミを使うよりずっと安全。鼻のお手入れは簡単だが、カッター自身のお手入れは大変。
しかし、1980円にしてはナイスアイテムです。 あー、また使いたい。早く伸びないかな?鼻毛。
しかし、鼻毛カッター 紛失。
100円ショップの鼻用はさみをしかたなく購入。
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「アタイの魅力をみて!」
「何言ってる。」
オペ用はさみのようにきらりと光る。
でも鼻毛用はさみ。
「お前より電動だ。浮気は出来・・・」
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「んっ!?」
先端は丸い。
鼻に刺さらないようにと100円なりの配慮。
「アタイがんばってるから!
先端丸くしてがんばってるから!」
「お前・・・」
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感想 『日本だった』
けなげです。しかし、100円のはさみに日本人の忘れたワビさびがあった。
素朴。丸く。控えめに。
確かに電動カッターはアメリカ人っぽい。合理、合理。資本主義にはうんざりだ!
貴重な発見をした気がします。
でも、電動が見つかったら電動を使います。
